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            季節と脉状診の関連研究
        −コロトコフ音図と心電図について−
      愛知地方会研究部情報評価班
          ○服部輝男、皆川宗徳、石神龍代、
           中村弘典、河瀬美之、甲田久士、絹田 章、
           田中法一、山田 篤、井島晴彦、中村高行、
           加納俊弘、校條由紀、杉ア文彦、迫井 豪、
           後藤博文、平松英敬、片岡泰弘、黒野保三
【目的】愛知地方会研究部情報評価班では、古典文献を実証医学的に究明するために、黄帝内経素問平人気象論篇第十八と難経十五難において平人の脉は季節の変化により変動すると書かれていることに着目し、年間を通して脉状の変化、コロトコフ音図および心電図を記録し検討したので報告する。
【方法】対象:健康成人男性7名(平均40.6±10.5歳)、期間:平成14年6月から平成15年5月までの1年間、気温(平均22.8±3.6℃)・湿度(平均71.7±4.8%)を一定に保った室内で、5分間安静後、血圧→脉状→心電図を測定。
血圧はパラマ・テック社製脈波・コロトコフ音記録計、心電図はフクダ電子(株)製心電図解析装置(FCP120−A9)を使用して解析した。尚、気温・湿度・気圧、脉状、血圧・心電図間のデータ収集はブラインドとして行った。
【結果】健康成人男性7名による実験をスタートしたが高血圧を示したものが2名あった。コロトコフ音図については多彩なバリエーションを示したが季節による方向性は認められなかった。心電図においては6、10、12、2、3、4月に境界域(正常)各1名、9、11月に境界域(異常)各1名、10月に異常1名その他は正常範囲であった。
【考察】今回、成人男性の季節による六祖脉の変化をコロトコフ音図と心電図で検討したところ、コロトコフ音図、心電図において四季による変化は認められなかった。我々は作られた快適な環境の中でデータ集積を行っているため、古典が作成された時代背景を考慮に入れた環境下でのデータ集積が必要であると思われた。
【結語】今後さらに古典文献に記載された理論を一つ一つ実証医学的に究明して行きたい。

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