一般社団法人 生体制御学会
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(社)全日本鍼灸学会認定制度

平成11年4月1日
 
 (社)全日本鍼灸学会認定制度が発足し、平成11年度認定登録者数267名中、23名が愛知地方会会員であった。認定登録者は学会員名簿に認の印が付されたり、健康保険組合などの公の医療関係者に認定登録者名簿が配布された。
 
 
(社)全日本鍼灸学会認定制度について
愛知地方会会長 石神龍代

 (社)全日本鍼灸学会認定制度は「学会員の鍼灸医学に関する学術並びに資質の向上を生涯にわたって図ること」を目的に平成11年度からスタートしました。この認定制度は、5年毎の更新ですので、生涯研修と表裏一体をなす学習の場となります。
 現在、世界的に医療界の傾向として、真に効果のあるものを医療として認めようとしています。その意味において鍼灸医学の果たす役割は大きなものであることは必然であります。いや応なしにそれを業とする鍼灸師も資質向上を計り、社会的に認知される適確な医療供給者としての線引きが必要となります。
 この意味においても、この認定制度が体系的研修カリキュラムによって運営され、質の高い充実した内容の制度に成長してゆくことを望みます。
 そして、将来はこの認定制度を基に、黒野名誉会長が長年提唱しておられる鍼灸医師を目的にし、(社)全日本鍼灸学会と(社)日本鍼灸師会が協力して、医師会・歯科医師会・厚生労働省に働きかけて、法律改正にまでもってゆかなければなりません。
 とりもなおさず、この認定制度は会員一人ひとりが参加し、育てていくものであります。
 どうか認定登録者の先生方には、一人でも多く認定登録者が増えるよう、ご啓蒙の程宜しくお願い申し上げます。
  
 
認定制度の充実に向けて
愛知地方会教育部長 服部輝男

 規制緩和の名のもとに鍼灸師の養成期間である専門学校が乱立してきた。このことは、小子化社会・専門職の資質の向上が問われている社会に逆行するものであり、まさに鍼灸師の質が低下する現象に向かうことは論を待たない。したがって、(社)全日本鍼灸学会(以下本会という)が行う認定制度の重要性がクローズアップされることになってきた。
 本会が行う認定制度による認定は、鍼灸師の研修や卒後教育だけに止まらず、わが国の社会に対する責任と重要な使命を有しているといえる。過去・現在を問わず「鍼灸師はピンからキリまで」と言われてきたことに対して、一定の基準を定め線引きをするものである。
 したがって、本会の認定は医療制度の中での位置付けからすれば、医療として鍼灸診療を行う者を認定するもので、鍼灸師・医師・歯科医師が鍼灸診療を行うか、鍼灸師を従事させようとするものは、本会の認定を有する者とすべきである。
 そこで、本会の認定名称は「鍼灸専門医認定」とすべきであることを提案する。
 また、本会の認定制度は、(社)日本鍼灸師会や日本医師会・歯科医師会及び鍼灸医学に関する各学協会にも広く呼び掛けて「日本専門医認定機構」に加盟学会として承認されるようにすべきである。
 最後に、本学会参与である黒野保三先生が昭和61年に提唱された「認定制度」を参考にされることを望む。
 
社団法人全日本鍼灸学会認定通信 2003年Vol.2より転載
 
 
 
(社)全日本鍼灸学会認定制度
 
発行された認定証  
 
 
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