(社)全日本鍼灸学会愛知地方会
歴史 活動報告 最新情報 入会案内 認定
  動画 ダウンロード サイトマップ ホーム

最新メニュー研究班紹介>疼痛疾患班H16.8

研究班紹介

 
疼痛疾患班(腰痛編)

疼痛疾患班 班長 河瀬美之
 
 疼痛疾患班は平成12年度より、腰痛班を改め再出発することになりました。その背景には愛知地方会名誉会長の黒野保三先生より、「これからの臨床鍼灸医学は信頼できる一定のスケールで経過を観察し、実証医学的に研究してゆかなければいけない。そして、研究班で研究した結果を会員に還元するような研究体制が必要である」とご指導頂きました。そこで、腰痛に限らず、鍼灸院で取り扱う頻度が高い疼痛疾患全般の研究を開始致しました。
 今回は腰痛に対する疼痛疾患班の取り組みについてご紹介致します。

 
《鍼灸治療の実証医学的研究基準》
1.鍼灸治療における自他覚所見の推移を定量的に見出すスケールの作成
2.疾病の重症度判定基準の作成
3.鍼灸治療効果の判定基準の作成
4.医学統計学の検定結果により、鍼灸治療効果の有効性を明らかにする
 
黒野保三著「臨床鍼灸医学」エフエー出版より引用
 
 上記の鍼灸治療の実証医学的研究基準に基づいて、以下の4つのスケールを使用して班員による症例集積を行いました。
1. VAS(Visual Analogue Scale)
2. JOAスコア(日本整形外科学会腰痛疾患治療成績判定基準)
3. FFD(前屈指床間距離)
4. (社)全日本鍼灸学会研究委員会不定愁訴班健康チェック表
 
 また、腰痛の病態を把握する目的で徒手検査表を作成し、そのマニュアルにそって病態を把握してゆきます。徒手検査法は聞いてすぐできるというものではなく、患者に負担なくできるようになるには相当な訓練が必要です。疼痛疾患班では月1回の研究日に班員同士で徒手検査法の実技を行っています。
 
 平成13年度の愛知地方会の定例講習会(愛知県鍼灸生涯研修会)では疼痛シリーズとして腰痛に対する基礎・臨床、診断と治療ということで6回にわたり腰痛に対する臨床鍼灸からみた腰痛のアプローチについて講演をさせて頂きました。その時に質問表等を徒手検査法の実技を含めて紹介致しましたが、その質問表等をここに紹介させて頂きます。臨床鍼灸において経過を観察し、効果判定を行い、患者に説明するのに便利だと思いますので、お役立て下さい。詳しい取り扱い説明に関しては疼痛疾患班研究日に行っていますので、是非ご参加下さい。
 


 
 疼痛疾患班では上記を使用して、インターネットを利用した班員による多施設での臨床比較試験を実施した結果や症例集積を行った結果を(社)全日本鍼灸学会学術大会並びに(社)全日本鍼灸学会東海支部学術集会に報告致しました。
                                   詳細はこちら


疼痛疾患班研究日
日時:毎月第4日曜日 午前11時〜午後1時
場所:東洋医学研究所
    〒464-0848 名古屋市千種区春岡2-23-10
    TEL 052-751-8159  FAX 052-751-8689
内容:疼痛疾患の最新情報、疼痛疾患に対する鍼灸治療の有効性を客観的
   に検討する方法、徒手検査法の実技